
網戸を閉めても虫が入るのはなぜ。夏の風通しを守る、住む人と管理する側のちょっとした工夫
夏の後半、網戸が気になる季節です
風を通したいのに虫が入る。その多くは網戸の破れではなく、閉め方の隙間が原因です。
お盆を過ぎても、足利のこのあたりはまだ暑い日が続きます。朝晩は窓を開けて風を通したいという方も多いはずです。ところが「網戸を閉めているのに小さな虫が入ってくる」という声が、この時期によく寄せられます。
その原因は、網の破れよりも窓と網戸のわずかな隙間にあることがほとんどです。仕組みを知っておくと、道具を買わなくても防げることが少なくありません。
虫が入るのは「網戸の位置」かもしれません
網戸は右側に寄せて閉めるのが基本。左に置くと、窓のフレームとの間に隙間ができます。
引き違い窓の網戸は、右側に寄せて閉めることを前提に設計されています。網戸の枠についた毛(モヘア)が、窓の枠と重なることで隙間をふさぐ仕組みだからです。
網戸を左側に置いたままにすると、窓と網戸の重なりが外れ、ちょうど手のひらほどの隙間が生まれます。小さな虫にとっては十分な入り口です。
- 網戸は右、ガラス窓は左に寄せて、それぞれしっかり閉める
- 半分だけ開けたいときも、網戸は右に寄せたままにする
- 網戸と窓枠の毛(モヘア)がつぶれていないか、ときどき見てみる
破れ・たるみは早めに気づくのが大切
網は屋外にあり、日差しや風で少しずつ傷みます。小さなうちに相談するのが結局は近道です。
網戸の網は、紫外線や風雨にさらされて少しずつ劣化する消耗品です。強く押すと弱っていたり、下の角がめくれていたりしたら、そこから虫が入り込みます。
自然な経年劣化による破れやたるみは、住む人が費用を負担するものではないのが原則です。気づいた時点で管理会社や大家さんに伝えておくと、状態の記録が残り、行き違いを防げます。反対に、物をぶつけて破いた場合などは住む人の負担になることがあります。
網戸の張り替えは1枚あたりおおむね数千円が目安です。「これくらいで連絡していいのかな」とためらわず、気づいた時点でひと声かけてください。早めの共有が、住む人にとっても管理する側にとっても一番おだやかな解決につながります。
住む人と管理する側、それぞれの一手間
網戸は、日々の使い方と適切なタイミングの手入れが噛み合ってはじめて力を発揮します。
住む人にできるのは、正しい位置で閉めることと、破れやたるみに気づいたら早めに伝えることです。網のほこりは、乾いた柔らかいブラシでそっと払う程度で十分です。
管理する側は、劣化した網の張り替えや毛(モヘア)の交換といった設備の維持を担います。どちらか一方だけでは、快適な風通しは守れません。小さな気づきを早めに共有し合うことが、結果として一番の近道になります。
まとめ
虫を防ぐ第一歩は、網戸を右に寄せて閉めること。傷みは早めの相談が安心です。
網戸をめぐる困りごとの多くは、位置の見直しと早めの連絡で解決できます。「開けても虫が入らない部屋」は、住む人と管理する側の小さな協力で保たれます。
網戸の破れやたるみ、風通しのお困りごとがあれば、さくら屋までお気軽にお問い合わせください。
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