
日が短くなる季節の防犯。秋の空き巣に備えて、住む人と管理する側でできること
日暮れが早くなり、留守の時間帯が暗くなる季節です。秋から年末にかけては空き巣被害が増える傾向があります。本格的に寒くなる前に、防犯まわりを住む人と管理する側の両方の目線で整えておきたいテーマです。
足利のこのあたりも、日が落ちるのが早くなってきました。
夕方の帰宅前にはもう外が暗い、という日が増えています。
留守の時間に外が暗いと、外から見て在宅か不在かが分かりにくく、侵入する側にとっては動きやすい環境になります。まだ余裕のあるこの時期に、玄関や窓まわりを一度見直しておくと安心です。
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秋から年末に空き巣が増えるのは、なぜか
警察庁の統計でも、秋から年末にかけては空き巣被害の認知件数が増える傾向が示されています。理由を知っておくと、備えの勘どころが見えてきます。
住宅を対象にした侵入窃盗のうち、留守中を狙う空き巣は大きな割合を占めます。日が短くなる秋以降は、夕方から夜にかけての暗い時間が長くなり、外からの見通しが利きにくくなります。留守が外から分かりにくいこと、暗さで人目につきにくいことが、この時期に被害が増える背景といわれています。
狙われやすいのは、次のような場所です。少し意識しておくと、日ごろの確認がしやすくなります。
- 通りから見えにくい位置にある窓や玄関
- 一階や、外の足場から手が届きやすい窓
- 短時間の外出でつい施錠を忘れがちな勝手口やベランダの窓
侵入をあきらめさせる「時間」をつくる
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政府広報などの資料では、建物への侵入に時間がかかるほど、侵入をあきらめる割合が高くなると紹介されています。侵入に五分以上かかると、約七割があきらめるともいわれます。
つまり防犯の基本は、入りにくくして、時間と手間をかけさせることです。賃貸のお部屋でも、住む人の工夫でできることがあります。
まず徹底したいのが、短い外出でもきちんと施錠することです。玄関だけでなく、窓やベランダの鍵も忘れずに確認しましょう。ゴミ出しや近所への買い物など、数分の外出のあいだに入られる例も少なくありません。
窓や玄関には、市販の補助錠を足す方法もあります。賃貸では、穴あけや加工をせずに取り付けられる、貼るタイプや挟むタイプの補助錠を選ぶと、退去時の原状回復の心配が少なくて済みます。ひとつ手間が増えるだけで、侵入にかかる時間を延ばすことができます。
短い外出でも施錠・窓とベランダの鍵の確認・加工不要の補助錠を足す。この三つを習慣にするだけで、侵入にかかる時間と手間をぐっと増やせます。
建物や設備にかかわることは、管理会社の役割
いっぽうで、住む人の工夫だけでは補いきれない部分もあります。そこは貸主や管理会社が担う領域です。
共用部の照明が切れていて夜間に暗い、玄関灯や外灯が点かない、共用の出入口の施錠がゆるい、といった点は、建物の管理にかかわる部分です。暗がりをなくすことは、それだけで人目を生み、侵入されにくい環境づくりにつながります。
また、鍵の調子が悪い、窓の鍵が閉まりにくい、面格子がぐらついている、といった様子が見られたら、早めに管理会社へ伝えておきましょう。住む人の気づきと、管理する側の設備の手入れが組み合わさることで、住まいの安全は保ちやすくなります。
不在を悟らせない、日ごろの小さな工夫
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設備の対策とあわせて、留守を外から気づかせない工夫も効果があります。特別な道具がなくても始められることばかりです。
暗い時間の帰宅が増えるこの季節は、タイマー付きの照明で、留守のあいだも部屋に灯りがともるようにしておくと、外から在宅のように見えます。夜に真っ暗な窓が続くと、不在が分かりやすくなってしまいます。
郵便受けにたまった郵便物やチラシも、留守のサインになります。旅行や帰省で長く家を空けるときは、たまりすぎないよう配慮しておくと安心です。ベランダに出しっぱなしの物が足場にならないか、という視点も持っておきたい点です。
お互いの目線が合えば、季節は安心して越えられる
秋以降の防犯は、住む人の毎日の気配りと、貸主や管理会社が担う建物・設備の管理が、両方そろってこそ力を発揮します。日が短くなり留守の時間が暗くなるこの時期こそ、玄関と窓まわりを一度見直しておきたいものです。
住む人は施錠の徹底・加工不要の補助錠・灯りや郵便物で不在を悟らせない工夫を。共用部の照明や鍵・面格子など建物にかかわることは、気づいた時点で管理会社へ相談を。早めの備えが、安心して季節を越える住まいにつながります。
さくら屋では、ご入居中の住まいや設備のご相談も承っています。鍵や共用部のことで気になる点があれば、お気軽にご相談ください。
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